2014年06月05日
心と体の癒し方・治し方クルーズ「心のコース」②
5月31日、
「共に過ごす講座の時間だけでなく、離れている時間も旅の仲間のみなさんとともに
歩んでいます。旅をしています。」
講師の 山本みゆきさん のこんな温かい言葉に包まれながら過ごした心のコース
第二回レポートです
タイトルは「こころと体のつながりについて」
盛り沢山なワークを通して仲間の皆さんが感じたこと、疑問・質問をみゆきさんが
深く掘り下げ広げてくださった3時間。
この日私たちが体験したことの一部を、追っていきましょう
●瞑想
始めてしばらくして、余分な体の力が抜けて呼吸の速さがゆっくり深くなり、周りの
声、音を感じる自分の感覚が違うものになっていると気づく瞬間が。
「周りの音・ものにもリズムがある」
瞑想後のみゆきさんの言葉に、そうだったんだ!きっと体がそれを感じていたんだ!と納得。
別のところにあった意識が自分の中にあることを感じ、それまで耳に入ってきていた
音が気にならなくなり、心地よくさえ感じ、自分が何かふわりとしたものに包まれているような感覚。
瞑想のあと、会場全体の雰囲気が変わり、落ち着きと一体感を感じました。
・意識はつながっている
・呼吸はリアルタイムで心と体の状態を表す
●パートナーとフリートーク
初回のクルーズからこの日の間に、どのような変化があったか、どのような体験を
したか、自由にパートナーを見つけて3分間ずつ交互に話しました♪
パートナーは、「ただ聞く」→相手をそのまま受け止める。
これがとても難しくて、つい感想をはさんだり質問してしまったり・・・
話の途中でしたくなる質問は、
自分の知的好奇心を満たしたいためのもの?
相手のプロセスを深めるもの?
質問したほうがよいタイミング、しないほうがよいタイミングがある。
→相手の中にこたえがある
その言葉にハッとした私です。
このワークのあと、会場全体のリズム・空気がまたまた変化。
スタートしたときと同じメンバー、同じ会場なのに、ワークを重ねるたびに意識・
気づきに少しずつ変化が顕れ、仲間を更に身近に感じられるからすごい!
「心と体がどのようにつながっているか」
脳の3つの機能
・爬虫類の脳
・哺乳類の脳
・人間の脳
3つの脳の役割、どのぐらいのパーセンテージでこれらの脳が私たちの感情・思考・
身体の機能をコントロールしているか
それを知ることは衝撃的ですらありました。
自分らしくイキイキと過ごすには、どこを満たす必要があるか
話が進むにつれて、今まで持っていた概念が(良い意味で)覆され、こころとからだの
つながりを知る入口に確実に立っていると感じました。
●ペアで体を使ったコミュニケーション
一人が、自分の感情・パートナーに伝えたいことを、言葉を使わずに体の動きで表現。
もう一人は、その動き・表情をコピーするワーク。
始めから自分を解放してのびのび表現した仲間、1分間という時間がとても長く感じられた仲間、
とにかく楽しくて仕方がなかった仲間、感じ方はそれぞれでオッケー。
普段なかなかやることのない、言葉を使わない会話。鏡になること、同調することを通して
見えてきたもの・湧き出た感情・・・肯定感・安心感・希望・ワクワク感・・・
・この空間にその人の現在過去未来がある
・エネルギーのダンス
とても印象深い言葉でした。
・子どもの感情に対して、親が鏡になって言葉にして伝えてあげる
・自分とどれだけ向き合うことができるか、それが日常生活、人間関係に活かすポイント
・つい、「何に」「どのような経験をして」喜んでいるか、悲しんでいるかということに目を向け
がちだが、人を癒そうと思うなら、どこに目を向ければよいか
・行動や思考の奥にある感情を捉えることが大切
仲間から出た質問に答えてくださるみゆきさんの言葉一つ一つが、日常生活にすぐに活かせる大きなポイント!
そうか~!そこだったんだ!意識を向ける部分は、少し掴めた気がします。
それを現実に活かそうとすると、掴みかけたものがスルリと抜けて混乱する、
そういうことを繰り返している私ですが、人との付き合いで自分に対しても人に対しても意識する部分が
変わりつつあり、見えること、感じることも変化してきている、それを確実に感じています。
●ペアで意識を広げたり、フォーカスしたりするワーク
全体を捉えたり、細部に鋭く意識を向けたりするワーク。
全体を広く見るのが得意な人・細部を鋭く見るのが得意な人がいる
私にとって、対象となる仲間を目の前(かなり間近)にして「全体を見る」のは、難しい経験でした。
●3人でワーク
1(観察される人):2(観察する人)で座り、観察する側が7つの質問に答えていくワーク
常識にとらわれずに
頭で考えずに
直感で
それまでの情報や経験から来る想像に囚われずに、仲間を観察してひらめきを言葉にすることも
興味深かったし、仲間が私を直感でどのように感じてくれたのかに触れて、「私」の中には私が気づいて
いない私の存在が確実にここにある、と知った経験でした。
●感情によって変化する声を観察するワーク
「小さい頃の経験」について仲間に伝え、声のトーン・リズム・表情・体の動きが感情によって
どのように変化するかを感じるワーク。
・記憶にアクセスする脳の領域
・大事な情報は話の内容ではないかもしれない
それを確認・実感しつつある私です。
いくつものワークを通して、この日は体が教えてくれることの深さを実感しました。
緩和ケア看護のお仕事に従事した経験をお持ちで、ホリスティックヒーリング
ファシリテーターの立場であるみゆきさんのセルフケアの仕方や経験から学ばれた
こともお話いただきました。
・人を癒したり寄り添う立場にある人ほど、セルフケア能力を身につけることが必要
旅の最後に、みゆきさんから質問が。
「今日の旅を通して一言で表すと?」
旅の仲間の皆さんの言葉一つ一つに込められた気づきや想いをシェアするこの時間、
第一回目もそうでしたが、とてもあたたかく充実感いっぱいの瞬間でした。
みゆきさんの今日の一言は
「真実」
旅をリードし、心に寄り添ってくださるみゆきさん、ともに学びあう仲間の存在に感謝しながら
第二回目が終了しました。
クルーズ2回目の夜、私に起こったミラクルをお話させてください^^
・寝る前にお布団にごろ~んと横になった5歳の娘。
「ママ、私のマネしてね!」
突然娘が動き出しました。
娘のくるくる変わる表情、自由でこっけいな動き、私は動きや表情を追いながら
自然と笑いがこみあげてきて・・・
それは、まさにこの日のクルーズ中にペアでやった体のコミュニケーションでした!
最初は娘の動きについていっていた感覚の私でしたが、この日仲間のお一人が話されたように途中からどちらがどちらをまねているのか分からなくなり、シンクロし合っている、娘が動く前に私が娘の動きを追い越し、娘が先導し、お互いの呼吸も動きもぴったり合ったときのヤッター感・安心感・充実感を存分に味わって、娘があまりにも楽しそうなので私も嬉しくなって時が経つのも忘れ、どのぐらいの時間このコミュニケーションが続いたのか・・・純粋に私も楽しかった!嬉しかった!
これも仲間のお一人が話してくださった「私のインナーチャイルドが喜んでいた」それなのかな。
そして、何より娘と通じ合えた、それを体と心で感じた!連動を実感した時間でした。
クルーズでの私の経験を知るはずのない娘が突然始めた体のコミュニケーション。
私から発信していた波動が娘に伝わった?
私の中に同調が生まれたから?
私が娘の波動をキャッチした?
「この空間にその人の現在過去未来がある」ということは、娘が私のほんの少し前の過去もキャッチした?
クルーズ中のみゆきさんの言葉がぐるぐる駆け巡りました。
心と体が満たされたのでしょう。普段よりもずっとスムーズに、ずっと穏やかに夢の世界に入っていった娘。私は、この夜起こったミラクルにしばらく興奮して、何が起こったか頭の中で整理していました。そのときの私の体の反応も確認しながら。
そのあとも、毎晩この体のコミュニケーションはどちらからともなく始まり、普段寝付くのにとても時間が掛かっていた娘がスーッと眠りにつく、不思議&幸せ体験をしています。
共に旅をしている仲間のみなさんからの感想です
(原文のまま掲載させていただきます)
今日ワークしたことをカウンセリングにどのように活かしていくのだろうか?五感で聞く(トーンや表情)ということはわかった。本能的感覚にコンタクトすることが大切ということはわかった。人をどう導くということではなく、自分も本能的感覚にコネクトしてただただ共感してあげればいいのだろうか。それで人は解放される?多分Yes。そうしながらも自分自身に常に(一分/一回)意識を保つ。
今日初めての参加になります。期待通り素晴らしいセミナーでした。核のが追いつかずあれも書いとけばとか色々思いましたが、最後につらいことを言葉に出したことがとても良かったです。こんな私でもひとにカウンセリングできるのかなとまだ自信が持てませんが、最後までがんばりたいと思います。
直感を働かせるワークは楽しかった。言葉を使わずに身体を声色で表現するのがうまくできず「殻」を感じた。一回目の受講の後、妄想ワークで夫との関係がかいぜんするという妄想をしたけど、それは理屈で考えていたのでは?と気づき、もし夫と別れてフリーになったら・・・の妄想をして、これこそ「妄想」と思いました(笑)そもそもの受講の動機がカウンセラーとしての素質アップでななく・・・自分自身がカウンセリングを必要としていてうみつきスタッフのみんなが信頼しているみゆきさんの講座を受けて勉強したい・・・だったので。夫の気分が落ちていても自分が引きずられないように、境界線を意識して。自分自身の問題も逃げて後回しにせずに、みゆきさんの個人セッションも受けて、向き合おうと思いました。
体について。以前から言いにくいことを話す時は喉が詰まるのを自覚していました。声について共感しました。肩が前に入っているのが気になっていました。自分の奥深くに悲しみがあるのに気づきました。
音と身体のWSで自分の姿を感じた気がします。自分で自分を生かす、私は存在している、ここにいる・・・鳥肌が立ちました。自分のことを感じることに精一杯ですが、もう少し充電をうまくしながら、他者への想い、感覚を感じてあげられるようになっていきたいです。自分では感情の中でも大丈夫だと思っていた事柄(子どもの時のイヤなこと)が他者からの感想でまだまだ解決できてないものだったと気づかせていただきました。次回、楽しみです。
~前回に続き、仲間の皆さんには沢山の感想をいただきありがとうございました~