2011年11月15日
いいお産の日in熊本市2011レポ~レシピ1~
昨日に続いていいお産の日in熊本市2011についてお伝えしてまいります☆みみもとです
今日は レシピ1“心”編「いのちと向きあう輝くお産トークライブ」のレポートです♪
ステージに上がった3人の着物の色は紫・鼠色・灰色の、まるで申し合わせたかのようなハーモニー♪
いつも素敵
なお洋服のゲストの開業助産婦・村上さん、着物姿もまた美しくてうっとりしちゃいました~
トークライブは自己紹介からスタート☆
進行を務めるうみ・つきスタッフあゆみんさんは、友達からの「陣痛が来た」という知らせを聞いて「うわあ、陣痛いいなあ~!私陣痛中毒?!」と思ってしまったという自称“お産マニア”。この日が入籍記念日ということで旦那様との記念日エピソード、辛かった未妊時代から、安産のために努力した妊婦生活、自分の希望をできるだけ伝え自分で選んだお産を家族に囲まれ支えられて幸せに迎えられた体験を語ってくれました。
スタッフかおりさんは「まさか私がお産を楽しみと思う日が来るなんて思わなかった」くらい、お産は痛いと思っていたそう。「不安が大きいとマイナスなことを引き寄せるのかますます痛いエピソードばかり耳に入って、実際はいわゆる“安産”だったのに苦しいお産だったイメージ。その産後のもやもやからうみ・つきが生まれて、お産のことを学ぶことができて、次のお産を楽しみにできたので、長女に感謝!第二子は村上さん介助での自宅出産で、プラスイメージでいたからか『キターッ!』という高揚感で陣痛を迎えられた。極まった瞬間は『もう終わり?!残念~!』と思って自分でもびっくり^^」と、早くも“陣痛フェチ”ぶりを発揮です。
そしてゲストの村上さん。映画「おくりびと」を見た瞬間、「あ、わたしは“むかえびと”だ」と思ったそうです。「総合病院で働いていた頃は赤ちゃんを“むかえる”という発想はなく、『今週中に出す』とか『産ませる』という会話が交わされていたし、自分もそんな意識でいた。開業助産婦となって来年で10年を迎えられる今感じることは、私はただ右手であの世からこの世に来る赤ちゃんを受けとめるだけ。」という村上さん。
(え~、ここからはトークライブの臨場感が伝わるよう、会話を再現してお届けいたします☆)
村上さん 「月経があり性生活があり、そしてお産があるというのは人間の自然な生理現象。私たちは今、何が自然で何が不自然かわからないような不自然な生活を送っている。お産の時だけ自然がいいなんて、虫が良すぎる。歩かないので特に背筋力、下半身の体力がない人が多い。急に歩き始めると辛いけれど、毎日歩いていると、歩いた日の方が体調が良いことに気づくはず。すると自分の体に対する自信が持てるようになると思います。」
かおり 「第一子の産後は疲れ切って眠れず『産後うつじゃない?!』と思うくらいだったのが、第二子は妊娠中から歩いたり骨盤底筋を鍛えることで産後のゆるみも感じませんでした
その経験を通じて、妊娠中の過ごし方で産後の輝き
は変わるのではないかと思うようになりました。」
村上さん 「病院と私たち助産師の妊婦健診はどう違うか。産科の知識では助産婦は医師にはかないません。病院では検査+診察10分くらいでしょうか。私の場合は、日常の気持ちの持ち方や食生活・体の使い方など、その人全体を徹底して健診で聞いて診ていきます。」
かおり 「第一子妊娠中は、自分のおなかの中にいるのに健診のモニターで『ひさしぶり
』みたいな感じで(笑)赤ちゃんと一つなんだということが体で感じられていなかったなあと思うんですよね。体で感じるためのポイントって何なんでしょうか?」
村上さん 「日頃意識していないことを意識するということでしょうか。歩く自分の体、重心の移動、呼吸。知識を持つことはいいいことだけれど、知識に振り回されやすくなっている時代ですよね。答えはすべて自分の中にある。外に知識や情報を求めるより、そのサインを感じることが輝くために大事なのではないでしょうか。お産でも同じこと。病院に勤務している頃、『キャー!助けてー!』『耐えられない、切ってー!』などという金切り声をあげる産婦さんと遭遇することもありました。痛いのは痛いんですよね。でも痛みを表面的に捉えるのではなく、自分の内側へ意識を向け集中すると、子宮が押されている感じ、産道を赤ちゃんがぐいぐいくぐりぬけてくる感じ、などなど、を感じられる。それを感じられるかどうかが、気持ちいいお産になるかどうかにつながってくるのでは。」
あゆみん 「そういえば
私病院からは『まだまだ、夕方かな』って言われたけど自分で『いやいや!そんなはずはない。もうそこに居る。もう出てくるって!』と思っていたら、朝のうちに生まれたんです!そういう風にお産を本能で感じることができたのは、授かりたくてよく散歩していた頃から桜
や月
風など、季節や自然を感じていたおかげなのかもしれません。」
かおり 「私は第一子の時は『何かあった時に対応してもらえるから』というだけの理由で大病院を選びました。周囲の声から会陰切開はみんなするものだと思っていたんです。それが、分娩時に『切る?どうする?』と話しあう声が聞こえて『えっ!切らない選択肢もありなの?』と思いつつ、『切りますね』という言葉につい『はい』と言ってしまったんですよねー・・・そういう慣例的に行われていて自分で選べることがあるということをうみ・つきを通して伝えたいなあと思うんですよね。」
村上さん「助産師学校では切る教育を受けたし、総合病院に勤めている時は切らないと出ないと思っていました。自宅出産で絶対切れないというわけではありませんがピリッという程度のことが多いです。もちろん、妊娠中からマッサージなどで会陰を柔らかくしておいてもらうなどの準備もあってのことです。」
かおり 「産後何が痛いって切ったところが痛いでんすもんねー
」
村上さん 「また、分娩監視装置については、つけている時間が長いほど帝王切開率が高いというWHOの調査結果があります。機械に繋がれて病人のような感覚になり、動きもとり辛くなるのも問題です。」
あゆみん 「私は分娩監視装置をつけたいと言われたけれど、自分の好きな体勢をとりにくいのでいやで、『無理です~』とのらりくらり拒み続け、とうとうつけずに産んでしまいました。(笑)後で助産師さんから『ああいう風に言ってもらうと、私たち助産師も医師に“この産婦さんは好きな姿勢で産みたいと言っている”とか“会陰切開しないことを希望している”ということを伝えやすいからありがたい』と言われました。」
かおり 「メディアで見るお産が全部仰向けだからそういうものだと思い込んでしまいがちだけど、分娩台のないお産もあるってことも伝えてほしいなあと思います。」
あゆみん 「私の場合LDRだったことで、病院内自宅出産のような感じでした。」
かおり 「産む側から声をあげることで変わってくれることもあるかもしれないですよね。」
村上さん 「慣習的に行うのでなくて、本当に必要な時の適切な医療介入であって欲しいですよね。それから、お産の時に自分の感覚に集中するには環境が大事なんです。機械や金具の音、眩しすぎる光、医療者の私語・・・そういったものはお産の時とても気になるものです。」
かおり 「第一子の時はお産は手術に行くような気分でした!」
村上さん 「私たちが自宅出産の介助をする時、天井の灯りはまず点けません。介助者の手元の灯りは懐中電灯で十分です。産む人と介助する人の間の、不快なこと・心地よいことを言える関係性、感じ取れる関係性が大切ですよね。」
あゆみん 「特に初めてだとこういうものかと思い込んで病院に対して言っていい希望なんだとなかなか思わないですもんね。陣痛中夫も私も眠くなって一つのベッドで寝ていたところ、助産師さんが突然ドアを開けて入ってきて『あらあらごめんなさい
』みたいな感じで(笑)気まずかった。先に『呼んだ時だけ来てください』とか逆に『見に来てください』などということも環境を整える一つとして言っておくのもいいなと思いました。」
と、盛り上がってきた~!というところで惜しくも時間切れ
となり、質疑応答へ。
会場からの「自宅出産したいが不安もある」との声には、
村上さん 「私たち助産婦が取り扱えるのは正常なお産のみ。内科的に問題ないようなら、『何が不安なのか?』を一緒に考えることで解決できることも多いと思いますよ。」
あゆみん 「私も持病で自宅出産できないということになった時村上さんに『産む場所が問題なんじゃないのよ』と言われてそれから自分のしたいお産ができるところを探した。どこでもいいお産ができると今回実感しました!」
また、「いいかなあと思う病院は遠くて近所の病院に通っている。どうしよう・・・」という不安の声には
村上さん 「何が自分にとって大切かの価値観ですよね。妊娠・出産・子育て中の女性って勘が冴え渡るようになっているんです。足を運んでみて『な~んか違う・・・』とかいう感覚を大事にしてみて。理屈じゃない感覚で間違いないと思いますよ。転院はがまんしない方がいいと思います。出産は病気じゃないけど命が二つ懸かっているんです。『ここには命預けられない』想いのままお産しない方がいい。どんどん転院していいし、言っていいと思う。」
あゆみん 「私が転院したのは臨月に入ってからで、大正解でした
」
と心強いアドバイスがありました。
最後に一言ずつ・・・
村上さん 「お産というのは、これから産む人だけの問題ではないんです。だって、みんな生まれてきたんですから。世の中の人は赤ちゃんは未熟だと思っているけれど、私は赤ちゃんが未熟なのは肉体だけだと思っています。魂は神様仏様のレベルだと感じる。今日のこの場も、予定日の近い赤ちゃんのいるおなかに向かって『3日はね、こういう会があるんだ』と健診の時話しかけていたら、昨日生まれてきてくれて今日ここに来ることができました。自分も奇跡のような体験をして生まれてきたんだ、私が生きているということはそれだけですごいことなんだと思ってください。そして、みんなが大切にされる社会になってほしいなあと思います。」
かおり 「辛かった未妊時代から一人ぼっちのような気がしていた子育てのスタート、そして今だって、思い通りにならないことはすべて学びだと思えるようになりました。すべてはベストタイミングだと思って生きていきたいです。いのちを大切にするということを産む女性、その女性を支える男性みんなに広げていきたいと思います。」
あゆみん 「最後も夫ネタを。出産した病院のバースプランの用紙に“夫欄“があり、そこに夫が私に向けてメッセージを書いてくれていて、それも私の妊娠・出産・子育てを通しての宝物の一つとなりました。みなさんも、バースプランに夫欄がなければ自分で欄を作ってみて書いてもらってはどうでしょうか。お産は家族や夫婦の絆も深まるチャンスにもなるのではないかと思っています。」
3人の話を何度も聞いているはずの私にとっても、大切にしたい言葉がてんこ盛りの熱いレシピ1でした☆
明日はレシピ2.“体”編のレポートをお届けいたします
うみ・つきの今後のイベント予定
11月20日(日) ミニトモカフェ~トランポリン体験☆~ こちらから
12月8日(木) プレママ整体
12月15日(木) おかあさんじかん~麻の葉模様の刺し子体験♪~
1月12日(木) プレママ整体
今後開催予定の県内のいいお産の日情報はこちら
いいお産の日in荒玉2011
いいお産の日inおおづ2011

今日は レシピ1“心”編「いのちと向きあう輝くお産トークライブ」のレポートです♪
ステージに上がった3人の着物の色は紫・鼠色・灰色の、まるで申し合わせたかのようなハーモニー♪
いつも素敵


トークライブは自己紹介からスタート☆
進行を務めるうみ・つきスタッフあゆみんさんは、友達からの「陣痛が来た」という知らせを聞いて「うわあ、陣痛いいなあ~!私陣痛中毒?!」と思ってしまったという自称“お産マニア”。この日が入籍記念日ということで旦那様との記念日エピソード、辛かった未妊時代から、安産のために努力した妊婦生活、自分の希望をできるだけ伝え自分で選んだお産を家族に囲まれ支えられて幸せに迎えられた体験を語ってくれました。
スタッフかおりさんは「まさか私がお産を楽しみと思う日が来るなんて思わなかった」くらい、お産は痛いと思っていたそう。「不安が大きいとマイナスなことを引き寄せるのかますます痛いエピソードばかり耳に入って、実際はいわゆる“安産”だったのに苦しいお産だったイメージ。その産後のもやもやからうみ・つきが生まれて、お産のことを学ぶことができて、次のお産を楽しみにできたので、長女に感謝!第二子は村上さん介助での自宅出産で、プラスイメージでいたからか『キターッ!』という高揚感で陣痛を迎えられた。極まった瞬間は『もう終わり?!残念~!』と思って自分でもびっくり^^」と、早くも“陣痛フェチ”ぶりを発揮です。
そしてゲストの村上さん。映画「おくりびと」を見た瞬間、「あ、わたしは“むかえびと”だ」と思ったそうです。「総合病院で働いていた頃は赤ちゃんを“むかえる”という発想はなく、『今週中に出す』とか『産ませる』という会話が交わされていたし、自分もそんな意識でいた。開業助産婦となって来年で10年を迎えられる今感じることは、私はただ右手であの世からこの世に来る赤ちゃんを受けとめるだけ。」という村上さん。
(え~、ここからはトークライブの臨場感が伝わるよう、会話を再現してお届けいたします☆)
村上さん 「月経があり性生活があり、そしてお産があるというのは人間の自然な生理現象。私たちは今、何が自然で何が不自然かわからないような不自然な生活を送っている。お産の時だけ自然がいいなんて、虫が良すぎる。歩かないので特に背筋力、下半身の体力がない人が多い。急に歩き始めると辛いけれど、毎日歩いていると、歩いた日の方が体調が良いことに気づくはず。すると自分の体に対する自信が持てるようになると思います。」
かおり 「第一子の産後は疲れ切って眠れず『産後うつじゃない?!』と思うくらいだったのが、第二子は妊娠中から歩いたり骨盤底筋を鍛えることで産後のゆるみも感じませんでした


村上さん 「病院と私たち助産師の妊婦健診はどう違うか。産科の知識では助産婦は医師にはかないません。病院では検査+診察10分くらいでしょうか。私の場合は、日常の気持ちの持ち方や食生活・体の使い方など、その人全体を徹底して健診で聞いて診ていきます。」
かおり 「第一子妊娠中は、自分のおなかの中にいるのに健診のモニターで『ひさしぶり

村上さん 「日頃意識していないことを意識するということでしょうか。歩く自分の体、重心の移動、呼吸。知識を持つことはいいいことだけれど、知識に振り回されやすくなっている時代ですよね。答えはすべて自分の中にある。外に知識や情報を求めるより、そのサインを感じることが輝くために大事なのではないでしょうか。お産でも同じこと。病院に勤務している頃、『キャー!助けてー!』『耐えられない、切ってー!』などという金切り声をあげる産婦さんと遭遇することもありました。痛いのは痛いんですよね。でも痛みを表面的に捉えるのではなく、自分の内側へ意識を向け集中すると、子宮が押されている感じ、産道を赤ちゃんがぐいぐいくぐりぬけてくる感じ、などなど、を感じられる。それを感じられるかどうかが、気持ちいいお産になるかどうかにつながってくるのでは。」
あゆみん 「そういえば



かおり 「私は第一子の時は『何かあった時に対応してもらえるから』というだけの理由で大病院を選びました。周囲の声から会陰切開はみんなするものだと思っていたんです。それが、分娩時に『切る?どうする?』と話しあう声が聞こえて『えっ!切らない選択肢もありなの?』と思いつつ、『切りますね』という言葉につい『はい』と言ってしまったんですよねー・・・そういう慣例的に行われていて自分で選べることがあるということをうみ・つきを通して伝えたいなあと思うんですよね。」
村上さん「助産師学校では切る教育を受けたし、総合病院に勤めている時は切らないと出ないと思っていました。自宅出産で絶対切れないというわけではありませんがピリッという程度のことが多いです。もちろん、妊娠中からマッサージなどで会陰を柔らかくしておいてもらうなどの準備もあってのことです。」
かおり 「産後何が痛いって切ったところが痛いでんすもんねー

村上さん 「また、分娩監視装置については、つけている時間が長いほど帝王切開率が高いというWHOの調査結果があります。機械に繋がれて病人のような感覚になり、動きもとり辛くなるのも問題です。」
あゆみん 「私は分娩監視装置をつけたいと言われたけれど、自分の好きな体勢をとりにくいのでいやで、『無理です~』とのらりくらり拒み続け、とうとうつけずに産んでしまいました。(笑)後で助産師さんから『ああいう風に言ってもらうと、私たち助産師も医師に“この産婦さんは好きな姿勢で産みたいと言っている”とか“会陰切開しないことを希望している”ということを伝えやすいからありがたい』と言われました。」
かおり 「メディアで見るお産が全部仰向けだからそういうものだと思い込んでしまいがちだけど、分娩台のないお産もあるってことも伝えてほしいなあと思います。」
あゆみん 「私の場合LDRだったことで、病院内自宅出産のような感じでした。」
かおり 「産む側から声をあげることで変わってくれることもあるかもしれないですよね。」
村上さん 「慣習的に行うのでなくて、本当に必要な時の適切な医療介入であって欲しいですよね。それから、お産の時に自分の感覚に集中するには環境が大事なんです。機械や金具の音、眩しすぎる光、医療者の私語・・・そういったものはお産の時とても気になるものです。」
かおり 「第一子の時はお産は手術に行くような気分でした!」
村上さん 「私たちが自宅出産の介助をする時、天井の灯りはまず点けません。介助者の手元の灯りは懐中電灯で十分です。産む人と介助する人の間の、不快なこと・心地よいことを言える関係性、感じ取れる関係性が大切ですよね。」
あゆみん 「特に初めてだとこういうものかと思い込んで病院に対して言っていい希望なんだとなかなか思わないですもんね。陣痛中夫も私も眠くなって一つのベッドで寝ていたところ、助産師さんが突然ドアを開けて入ってきて『あらあらごめんなさい

と、盛り上がってきた~!というところで惜しくも時間切れ

会場からの「自宅出産したいが不安もある」との声には、
村上さん 「私たち助産婦が取り扱えるのは正常なお産のみ。内科的に問題ないようなら、『何が不安なのか?』を一緒に考えることで解決できることも多いと思いますよ。」
あゆみん 「私も持病で自宅出産できないということになった時村上さんに『産む場所が問題なんじゃないのよ』と言われてそれから自分のしたいお産ができるところを探した。どこでもいいお産ができると今回実感しました!」
また、「いいかなあと思う病院は遠くて近所の病院に通っている。どうしよう・・・」という不安の声には
村上さん 「何が自分にとって大切かの価値観ですよね。妊娠・出産・子育て中の女性って勘が冴え渡るようになっているんです。足を運んでみて『な~んか違う・・・』とかいう感覚を大事にしてみて。理屈じゃない感覚で間違いないと思いますよ。転院はがまんしない方がいいと思います。出産は病気じゃないけど命が二つ懸かっているんです。『ここには命預けられない』想いのままお産しない方がいい。どんどん転院していいし、言っていいと思う。」
あゆみん 「私が転院したのは臨月に入ってからで、大正解でした

と心強いアドバイスがありました。
最後に一言ずつ・・・
村上さん 「お産というのは、これから産む人だけの問題ではないんです。だって、みんな生まれてきたんですから。世の中の人は赤ちゃんは未熟だと思っているけれど、私は赤ちゃんが未熟なのは肉体だけだと思っています。魂は神様仏様のレベルだと感じる。今日のこの場も、予定日の近い赤ちゃんのいるおなかに向かって『3日はね、こういう会があるんだ』と健診の時話しかけていたら、昨日生まれてきてくれて今日ここに来ることができました。自分も奇跡のような体験をして生まれてきたんだ、私が生きているということはそれだけですごいことなんだと思ってください。そして、みんなが大切にされる社会になってほしいなあと思います。」
かおり 「辛かった未妊時代から一人ぼっちのような気がしていた子育てのスタート、そして今だって、思い通りにならないことはすべて学びだと思えるようになりました。すべてはベストタイミングだと思って生きていきたいです。いのちを大切にするということを産む女性、その女性を支える男性みんなに広げていきたいと思います。」
あゆみん 「最後も夫ネタを。出産した病院のバースプランの用紙に“夫欄“があり、そこに夫が私に向けてメッセージを書いてくれていて、それも私の妊娠・出産・子育てを通しての宝物の一つとなりました。みなさんも、バースプランに夫欄がなければ自分で欄を作ってみて書いてもらってはどうでしょうか。お産は家族や夫婦の絆も深まるチャンスにもなるのではないかと思っています。」
3人の話を何度も聞いているはずの私にとっても、大切にしたい言葉がてんこ盛りの熱いレシピ1でした☆
明日はレシピ2.“体”編のレポートをお届けいたします



11月20日(日) ミニトモカフェ~トランポリン体験☆~ こちらから
12月8日(木) プレママ整体
12月15日(木) おかあさんじかん~麻の葉模様の刺し子体験♪~
1月12日(木) プレママ整体


いいお産の日in荒玉2011
いいお産の日inおおづ2011
いいお産の日2024〜パパも一緒に♪〜
いいお産の日inくまもと2023
いいお産の日2022in熊本 村上恵理さんのお話会
いいお産の日2022inくまもと
開業助産師 村上恵理さんをお招きしてのいいお産の日2021
2021年11月3日(祝)いいお産の日♪ヴィーガンランチ付き 助産師村上恵理さんのお話会
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Posted by みみもと at 16:05Comments(0)||
∟いいお産の日|