2014年07月28日
心と体の癒し方・治し方クルーズ「心のコース」⑥
自分を活かす可能性は、皆持っている
情熱を発揮したいという気持ち」を手放さないで
講師、山本みゆきさんから、勇気がムクムク湧いてくるメッセージを受け取って
スタートした、こころのコース最終回。
このメンバーでこの空間でこの時間の共有は今日が最後
↓心が複雑な感情でいっぱいに
↓今まで経験してきた別れが蘇るから
↓そこを消化し尽くすことが大切
感情の消化のプロセスについて
●消化→必要な感情は残し、要らないものは出す
感情の消化ということすら知らず、日々消化不良で生きている人が多い
そして消化不良という感覚にすら気づかない
●心の衝撃の許容範囲は人によって違うため、感情を消化する前に先ず防御(ケア)が必要なこともある
①体の感覚・呼吸・力みなどの変化に目を向ける
(感情が湧き上がるときに、体の感覚の変化は必ずある。そこをしっかり感じる)
②心の衝撃を感じたら、その痛みを和らげるために何をしたいかを感じとる
③防御反応として・信頼できる仲間と話したり心地よい音楽を聴いたりして、自律神経
を整えることが防御になる
(心の痛みは泣く・あくびをする・喋る・ばたばたする・発汗することで自律神経が整い、リセットする)
● 人生の喪失体験(卒業・別れ・子どもの巣立ちなど)で、経験した感情をどう評価し、
どのように消化するかで、その経験がその後の人生に大きな影響を与える
●たとえば、怒り→イライラ・カリカリ・怖い顔などの変化も消化のプロセスの一つ
●体の反応に気づいたら、問いかける
「これって怒り?」
「どんな感情?」
「何がおびやかされた?」
「何に危険を感じた?」
「何を守りたい?」
●別の問題でイライラしているはけ口が子どもに行ってしまったりする
→核になる問題が発生してイライラしたとき、その核に対してこう言えばよかったと振り返る
☆このプロセスを大切にする
●親子の関係
・関係が難しいのは自然なこと
・「親子関係はこうあらねばならない」という理想の持ち方を変える
・人間関係でできた傷は、人間関係で癒すことができる
・親から癒されなかった感情を他に人に癒してもらうことで、傷は癒えることもある(質の高いカウンセリングの役割)
・傷をもたらさずに子育てをするのは難しいー修復するプロセスを学ぶことの大切さ
・相手(親)の分析より、自分は「こうしたい」を伝えることで、親の言動への反応(衝撃)が和らいでいく
ワーク1
コース1回目のワークで記入した言葉を読み返してみて、心の中で何が起こったかペアになって話す
A:話し手
B:聞き手
ワーク2:カウンセリングの実践
A:話し手・・・心の中の想いをありのままに話す
B:カウンセラー・・・☆これまでに学んだツールを使ってみる
共感の姿勢
意見やアドバイスを交えない
体の動き、表情の変化、声のトーンなどに留意
相手のvisionを実現するために行動力・可能性
を引き出す
「今、何が起きていますか?」
「どんな呼吸をしていますか?」
「そのことについて、もっと聞かせて」
「そのときどういう気持ちだった?」
「ありがとう」
C:観察者・・・共感の姿勢
話し手とカウンセラーの空間を包み込むように
思いやりと好奇心を持ってやりとりを見守る
変化に気づく
ワーク3
・クルーズ初日に書いた、vision(こうありたい自分)を振り返る
・座っている自分の目の前に、生まれるべくして生まれた姿、可能性がすべて発揮されて体現されている状態の自分を想像する
・今の自分(A)から、目の前に座っている「可能性がすべて発揮されている自分(B)」を見る
・(B)から(A)を見る
・(B)から(A)にメッセージを伝える
シェアタイム
最後に、心のコースを振り返って一人ずつ今の想いを伝え、さらに仲間の感想を聴くことでみゆきさんや仲間への感謝の気持ち、気づき、感動をさらに深めました。
最後は、クルーズナビゲーターのうみ・つきスタッフかおりちゃんから、感謝の気持ちを込めてみゆきさんに花束贈呈。
この日は、講座のあと特別に交流会
そこで、サプライズが!!
なんと、8月後半にスタートする「体のコース」講師:坂田道音さんが駆けつけてくださったのです!
みゆきさんから坂田さんへのバトンタッチ、そしてお二人から熱いメッセージをいただきました。
「体のコース」を引き続き一緒に受ける仲間もいれば、今回でクルーズが終わる仲間も。それぞれの心の旅は続き、これまで感じたこと、学んだこと、みゆきさんや仲間とともに過ごした時間、そのすべてが私たちの人生を応援してくれる、そう確信しています。
新たなスタートラインに立った私たち。今回のクルーズ中、信頼できる空間で自分にも仲間にも正直に誠実になれたこと、気持ちを素直に出せたこと、毎回新鮮な気づきと学びがあったこと・・・貴重な経験でした.
クルーズに参加した目的はそれぞれですが、どのような立場にあってもどのような職業に就こうとも日々活かせるツールを学びました。これからも実生活でこのツールをどんどん活かして、自分を癒し、家族や周りの人たちを癒し、生きる喜びをさらに深めていきたい。人として生まれ、社会で生きていく以上、悩みや苦しみのない人生は有り得ません。
辛いことを避けようとするのではなく、経験によって味わう体と心の反応の一つ一つを感じ、様々な角度から見つめて紐解いて消化して。それを繰り返しながら自分を見つめることであらゆる経験が次のステップに繋がる、いとおしいものになっていくのだと分かると、これからどんなことがあってもそれは心の財産となる!何があっても大丈夫!
最後のワークで、「可能性がすべて発揮されている私」は穏やかな表情で全身からやわらかい光を放ち、今の私にこんなメッセージをくれました。
「なろうと思う自分になれる」
「旅はこれからも続きます」
みゆきさんの言葉が心の中で響いています。
うみ・つきクルーズ~心の復興支援講座~を開催します。
今年も出航!うみ・つきクルーズ♪
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