2012年12月20日

産道くぐり体験、想いがあふれた会でした

先週末は、寒さも緩んでお出かけ日和でしたね☆(あっというまに真冬に戻りましたが…雪
みなさんはどう過ごされましたか(^^)
そんな16日日曜に、産道くぐり体験を開催しました。
産道くぐり…ってその言葉を聞いただけでは何のことだろうと思いますよね。

またここで簡単に説明しますと…
7,8人くらいで産道に模した人のトンネルを作って、その中を赤ちゃんが産道をくぐってくるように出口に向かって進みます。
そして出口ではお母さん役の人が待ってて、抱きしめ声をかけてもらう…ということをやるのですが、
これがまた不思議で、終わってみると、産道役のひとも赤ちゃん役の人もたくさんの涙が流れます。
以前開催したときも、先月のいいお産の日in熊本市2012(その時に記事はこちら)でやった時もそうでした。
今回は、そんな体験をもっとじっくり向きあってやろうということでの開催でした。

まずは自己紹介と参加したきっかけや自分のお産のことなどを話してお互いのことを知ることからはじめます。

このときひとつこちらから提案したのが
自己紹介の時も話したいことだけを話し、産道くぐりの時必ず体験する必要もなく、やりたいとおもったことをやりましょう
ということ。
これだけでも、自分の中のことと向き合うことにもなりました。

さて参加者のことも少しずつわかっていったところで、
いよいよ産道くぐり体験を始めます。
赤ちゃん役になりたい人が、お母さん役を選んで、ほかの人は産道役、もしくは見学します。

産道に入る前は、お母さんのおなかの中にいたときのように、
毛布にくるまれ『うまれておいで~まってるよ~』と声をかけてもらいます。
そして自分の行きたいタイミングで産道へ!
実際のお産も赤ちゃんが産まれるよっていうサインをだしてそのホルモンが分泌されることで陣痛が始まるということですが、
(産まれるタイミングは赤ちゃんが決めているということですね!)
今回の産道くぐりでも、まさに自分が行きたい!というタイミングで産道に入って行きました。

産道をぐいぐい力いっぱい進む赤ちゃんや、
途中できつくて止まってしまう赤ちゃん、
三つ子で協力しながら産まれた赤ちゃん(ひとりは帝王切開でしたが…)
たくさんの赤ちゃんが産まれました。
それぞれが自分が産まれたときのことと、今回の体験を重ね合わせたりして
ああ、そういうことだったのか・・・と納得してみたり、
私も産まれてくる時から私はこういう性格だったかなあ…とおもったり。

そしておなかにいるときはこんなふうに外の音や声を聴いてたんだな、
お母さんの声掛けに声を出して答えたいけど、声は出せないから胎動で表したりしてたんだろうなと感じたり。


また産道役の人も産道の気持ちがわかった!って。
言葉では伝えれない体の中の産道ですが、今回体験することで、
ちょっと狭すぎるから広げようかとしてみたり、
ぐいぐいされて傷ついてもこのくらいなら修復できるやっておもったり、
また、産道の入り口と出口での感じ方の違い…
産道もいっしょに赤ちゃんと産まれることについて考え、
一体となっているんだろうなと感じることができました。

ある方が、産まれるときの頭の中の記憶はないけど、体は覚えていて(体感したこと)、
同じような体験を大きくなってからすることで
たくさんの想いがよみがえるとおっしゃってました。
今回もまさに記憶のよみがえりを体験した方もいましたね。


最後に自分が産まれたときのこと、そのとき母親(周りの家族)がどんなおもいでいたのか…
大人だけでなく、子どもたち自身が体感することで
いのちのこと、自分自身のことを見つめるきっかけになるかもしれない…とも感じた産道くぐりでした。


  


 
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