2013年08月05日
第4回産道くぐりワークショップレポート@cafeピンクスマルシェ
久々にブログ登場の知美です
夏まっさかりの8月2日。
宇城市に行ってきました~
緑の木陰に導かれながら進んでいくと現れる、cafeピンクスマルシェ
あたたかい笑顔に溢れたスタッフの方々に案内されてお店の中に足を踏み入れると、
そこには自然に「ステキ~」を連発しちゃうような、すばらしい空間が広がっていました
今回私たちが産道くぐりの場としてお借りしたのは、親戚の家に遊びに行ったような、
懐かしい雰囲気の畳のお部屋。宇城で かたつむりファーム を主催している、
うみつきサポーターedibleちゃんにご協力いただいての開催、深く濃い時間となりました
自己紹介
輪になって、お産を経験したときのエピソード、産道くぐりへの想いなど自由に話しました。
絵本「おへそのあな」
Edibleちゃんが絵本を紹介すると同時に、「この絵本知ってる~♪」と喜ぶ子どもたち
ほほえましい内容に子どもたちも釘づけ。大人も和やかな気持ちに。
産道くぐり
カーテンを閉め、やわらかい光と落ち着いた雰囲気の中で大人も子どもも一緒に
産道をつくりました。くぐりたいと思う人からスタート。赤ちゃん役の人は、お母さんに
「生まれたときどんな言葉を掛けてほしいか」を事前に伝えておきます。お母さんの
お腹に見立てた布にくるまれ、膝に抱っこされた赤ちゃんに、お母さんが優しく声を掛けます。
赤ちゃんは、自分が生まれたいと思うタイミングで産道に進みます。産道をくぐり終えると、
そこには抱き留めてくれるお母さんが待っていて、言葉をかけてくれます。
今回参加してくれた子どもたちの自由で豊かな発想のおかげで、面白い活動の広がりも
ありました
いくつか紹介します。
一番目に生まれてくれたHちゃんを「がんばったね~」「生まれてきてくれてありがとう」の
言葉とともに抱きとめたお母さん、その神々しい姿にはこみ上げるものが。
そこに居た大人全員が、子どもを受け止める母親の気持ちを同時に体験したような感覚でした。
産道をくぐってきたMちゃんを愛おしそうに抱き留めたお母さん、Mちゃんが生まれた瞬間
「がんばって生まれてきてくれたんだな」と強く感じて、涙が止まらなかったそうです。
Mちゃんが産道をくぐった感想は、「楽しかった!」
この日なんと誕生日だったYちゃんのお母さん。Yちゃんがお母さんになり、お母さんが赤ちゃんに。
生まれた時に掛けてほしいとお願いしていた言葉は「元気に育ってね。」
産道をくぐる間、「楽しいことがありそう、生まれたら何かしてみたい!」とワクワクしたそうです。
二人一緒に生まれたいと、一緒にお腹の中に入ってくれたHちゃんと我が娘N。
二人が自分の力で産道を進んでいる姿を想像しながら待っていたら、姿が見えたとき
「良く生まれてきてくれたね」「ここに居てくれる、それだけで幸せ」と、感謝の気持ちでいっぱいでした。
子どもたちの感想は「楽しかった!」「うれしかった!」
参加してくれた子ども3人が同時にお母さんになってくれて、私が生まれる体験をさせていただいた時。
3人の天使が小さなやわらかい手のひらで、お腹の中にいる私の背中をさすってくれたときの心地よい事!
そして、3人の楽しそうな声が直に私に伝わって、とても幸せな気分でいられた私。
産道をくぐる時は必至で、バテそうになったけれど、3人のキラキラした笑い声に元気をもらい、
早く3人に会いたい!そんな気分でした。生まれてから掛けてもらった「大好き」という言葉、胸がキュンと
なり、何とも言えない幸福感が心でふわ~っと広がりました。
シェアタイム
産道くぐりを終えて、感じたこと、想うことについて語りました。
絵本「いのちのふね」
Edibleちゃんが今日の活動の締めに準備してくれていたお話
。静かに真剣に見入る子どもたち。
産道くぐりで命を感じた後だっただけに、絵も内容も心に沁みわたりました
その日の夜、寝る前に娘が私の耳元でささやきました
「今日の産道くぐり、楽しかった~。またやりたいな。トンネルをくぐっているときは息が出来なくて
苦しかったけど、ママが見えた時は嬉しかった。ママ大好きだよ。わたしは、赤ちゃんを二人産むんだ!
ママ、私の赤ちゃんを抱っこしてなでなでしたり、おむつ替えたりお手伝いしてね。
私がお出かけするときは、赤ちゃんを守っててね」
4歳の娘が、産道くぐりで「生まれること」「産むこと」を疑似体験したことで、
命の誕生もお産も楽しいことなんだ!嬉しいことなんだ!と肌で感じたようです。
親だけでなく、まわりの人たちみんなが祝福してくれていることを直に感じたことで、
自分が生まれたときの幸せな状況をきっと具体的に想像できるようになったことでしょう。
娘と一緒に参加できてよかった~!私にとってはもちろん、娘が体験できたことは、
どれだけの大きな意味を持つのだろうと、この日の貴重な時間、関わってくださった皆さんに
心から感謝したのでした。
アンケートにお答えいただいた内容をご紹介します
子どもの嬉しそうな表情が見られて私も嬉しくなりました。
出産した時のことを思い出して元気に産まれてきてくれたことを改めて感謝し、
感動と嬉しさで涙が自然と出てきました。
たくさんの出産に立ち会えて、とても嬉しかったです。
参加を躊躇してしまうような方へのアプローチについても考えたいです。
アンケートにご協力いただいたみなさんありがとうございました
いただいたご感想やご意見をプロジェクトチームでの検討会での話題にして、
より良いプログラム作りに活かしていきたいと思います。
10月27日に予定している、「いいお産の日in熊本2013」@雑草の森で、
産道くぐりプロジェクトの発表を行います。お楽しみに~♪


宇城市に行ってきました~

緑の木陰に導かれながら進んでいくと現れる、cafeピンクスマルシェ

あたたかい笑顔に溢れたスタッフの方々に案内されてお店の中に足を踏み入れると、
そこには自然に「ステキ~」を連発しちゃうような、すばらしい空間が広がっていました

今回私たちが産道くぐりの場としてお借りしたのは、親戚の家に遊びに行ったような、
懐かしい雰囲気の畳のお部屋。宇城で かたつむりファーム を主催している、
うみつきサポーターedibleちゃんにご協力いただいての開催、深く濃い時間となりました


輪になって、お産を経験したときのエピソード、産道くぐりへの想いなど自由に話しました。


Edibleちゃんが絵本を紹介すると同時に、「この絵本知ってる~♪」と喜ぶ子どもたち

ほほえましい内容に子どもたちも釘づけ。大人も和やかな気持ちに。


カーテンを閉め、やわらかい光と落ち着いた雰囲気の中で大人も子どもも一緒に
産道をつくりました。くぐりたいと思う人からスタート。赤ちゃん役の人は、お母さんに
「生まれたときどんな言葉を掛けてほしいか」を事前に伝えておきます。お母さんの
お腹に見立てた布にくるまれ、膝に抱っこされた赤ちゃんに、お母さんが優しく声を掛けます。
赤ちゃんは、自分が生まれたいと思うタイミングで産道に進みます。産道をくぐり終えると、
そこには抱き留めてくれるお母さんが待っていて、言葉をかけてくれます。
今回参加してくれた子どもたちの自由で豊かな発想のおかげで、面白い活動の広がりも
ありました

いくつか紹介します。

言葉とともに抱きとめたお母さん、その神々しい姿にはこみ上げるものが。
そこに居た大人全員が、子どもを受け止める母親の気持ちを同時に体験したような感覚でした。

「がんばって生まれてきてくれたんだな」と強く感じて、涙が止まらなかったそうです。
Mちゃんが産道をくぐった感想は、「楽しかった!」

生まれた時に掛けてほしいとお願いしていた言葉は「元気に育ってね。」
産道をくぐる間、「楽しいことがありそう、生まれたら何かしてみたい!」とワクワクしたそうです。

二人が自分の力で産道を進んでいる姿を想像しながら待っていたら、姿が見えたとき
「良く生まれてきてくれたね」「ここに居てくれる、それだけで幸せ」と、感謝の気持ちでいっぱいでした。
子どもたちの感想は「楽しかった!」「うれしかった!」

3人の天使が小さなやわらかい手のひらで、お腹の中にいる私の背中をさすってくれたときの心地よい事!
そして、3人の楽しそうな声が直に私に伝わって、とても幸せな気分でいられた私。
産道をくぐる時は必至で、バテそうになったけれど、3人のキラキラした笑い声に元気をもらい、
早く3人に会いたい!そんな気分でした。生まれてから掛けてもらった「大好き」という言葉、胸がキュンと
なり、何とも言えない幸福感が心でふわ~っと広がりました。


産道くぐりを終えて、感じたこと、想うことについて語りました。

Edibleちゃんが今日の活動の締めに準備してくれていたお話

産道くぐりで命を感じた後だっただけに、絵も内容も心に沁みわたりました

その日の夜、寝る前に娘が私の耳元でささやきました

「今日の産道くぐり、楽しかった~。またやりたいな。トンネルをくぐっているときは息が出来なくて
苦しかったけど、ママが見えた時は嬉しかった。ママ大好きだよ。わたしは、赤ちゃんを二人産むんだ!
ママ、私の赤ちゃんを抱っこしてなでなでしたり、おむつ替えたりお手伝いしてね。
私がお出かけするときは、赤ちゃんを守っててね」
4歳の娘が、産道くぐりで「生まれること」「産むこと」を疑似体験したことで、
命の誕生もお産も楽しいことなんだ!嬉しいことなんだ!と肌で感じたようです。
親だけでなく、まわりの人たちみんなが祝福してくれていることを直に感じたことで、
自分が生まれたときの幸せな状況をきっと具体的に想像できるようになったことでしょう。
娘と一緒に参加できてよかった~!私にとってはもちろん、娘が体験できたことは、
どれだけの大きな意味を持つのだろうと、この日の貴重な時間、関わってくださった皆さんに
心から感謝したのでした。



出産した時のことを思い出して元気に産まれてきてくれたことを改めて感謝し、
感動と嬉しさで涙が自然と出てきました。


アンケートにご協力いただいたみなさんありがとうございました

いただいたご感想やご意見をプロジェクトチームでの検討会での話題にして、
より良いプログラム作りに活かしていきたいと思います。
10月27日に予定している、「いいお産の日in熊本2013」@雑草の森で、
産道くぐりプロジェクトの発表を行います。お楽しみに~♪
Posted by うみ・つき at 09:45
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